ドラマ『魔法のリノベ』から学ぶリフォーム。キッチンリフォーム!

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はじめに

ドラマ『魔法のリノベ』は、カンテレ制作・フジテレビ系列の「月曜夜10時」、2022年7月18日から放送しています。

人生こじらせ凸凹営業コンビが、”住宅リノベ”で家や依頼人の心に潜む魔物をスカッと退治!
男だらけの家族が営む「まるふく工務店」を舞台に繰り広げられる人生再生!リノベーション・お仕事ドラマだ。

本ドラマに登場するCADコンテンツはARCHITREND ZEROなどの福井コンピュータアーキテクト製品で制作したもので、ARCHITREND ZEROで作成した住宅リノベーションの図面やパース、出演者がCADを操作しながら解説するシーンなどドラマ内でも随所に登場しています。

そこで、ドラマで紹介された内容を独自路線で解説したいと思います。

第1話 キッチンの話

第1話(前半)は、アイランドキッチンの住宅で、キッチン廻りの物がうまく片づけられないというお悩みに対し、ペニンシュラキッチンへ交換やキッチンエリアの分割など複数のリノベーションプランが提案されました。

アイランドキッチンは、四方が壁に接していないキッチン。
ペニンシュラキッチンは、キッチンの左右どちらかが壁に接していて、半島のように突き出しているキッチンです。つまり、アイランドキッチンに片側だけ壁につけたものと考えると良いでしょう。

プラン1

既存のアイランドキッチンからペニンシュラキッチンに交換して袖壁を付けることで、リビングのドアを開けてもキッチン周辺が隠せるというプラン

ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンと同様に対面キッチンなので、コミュニケーションが取りやすく開放的な空間を演出できるのが魅力です。

リフォームの場合は、キッチン以外にコンセントの位置や数も決めておきましょう。

プラン2

造作を施して既存アイランドキッチンを拡張することで、向こう側からは目隠しにもなって作業スペースも広がるというプラン

リビングから目を離さずに済むため、小さなお子様がいる家庭では、調理中もその様子が確認でき、キッチン前部にカウンターを設置すれば、テーブルカウンターのように使うこともできます。
アイランド型キッチンは両サイドに通路を確保する必要があることから、設置に広いスペースが必要となりますが、回路動線が確保できます。

収納が少なくなりがちなので、背後に収納棚を置いたりパントリーを設けたりするのも良いでしょう。

キッチンリフォーム費用を大予想

既存のキッチンを工事する場合には、完成をイメージして工事費用も考えなければなりません。

また、食器洗い乾燥機など豊富なオプション機能も提供されているので、全体予算を考えながら取り入れていきましょう。

キッチン本体価格

キッチンリフォームのメインである本体価格は、どのメーカーのどの商品、どのグレードのものを選ぶかによって金額が異なります。
費用を抑えたい場合は、メーカーのこだわりを捨てたり、グレードを下げたりすることも考えなければなりません。
オプションも費用が上がるので、最初に必要なオプションを入れておきましょう。

商品にもよりますが、メーカー価格の50%くらいをイメージしておきましょう。

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キッチン以外にキャビネットやレンジフード、食器洗い乾燥機などが一体となっているものもあります。コンロもガスコンロにするか、IHにするかも選択しなければなりません。

解体工事

既存のキッチンを撤去して、新しいキッチンが置けるスペースを想像してください。
キャビネットや壁や床など撤去範囲が大きければ費用が上がりますが、処分費+解体費はよっぽどでない限り、多少の範囲増は費用に見込んでもらえます。

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工事内容にもよりますが、5~10万円くらいをイメージしておきましょう。

設備工事(給排水、電気、換気)

排水は、勾配を取って流す必要があるので、位置が変わると工事費が大きく変わります。床の構造によっては、思わぬ費用がかかります。
給水は、勾配を気にする必要が無いので、位置が変わっても費用は大きく変わりません。
電気は、コンセントの位置や数、照明などによって費用が変わってきます。電気容量が足らなければ元ブレーカーから引き直す必要がありますので、思わぬ費用が掛かります。
換気は、既存の換気ラインを再利用できなければ、壁に穴をあけたり天井裏にダクトを通したり、費用が変わってきます。

工事内容にもよりますが、10~20万円くらいをイメージしておきましょう。

内装工事

キッチンの場所や位置が変わると壁や床、天井を復旧する必要があります。
クロスにするかキッチンパネルにするかなど、費用が変わるところです。
その他、造作の棚やテーブルなども費用が変わるところです。

工事内容にもよりますが、5~20万円くらいをイメージしておきましょう。

清掃、養生費

工事中の養生と工事後の清掃費用が見積に入っていると思います。
良心的なところであれば、1万円くらいをイメージしておきましょう。

諸経費

諸経費は、リフォームにあたっての図面作成や現場管理など、リフォームを行うために必要な経費です。

だいたい工事費用の10~15%くらいをイメージしておきましょう。

まとめ

キッチン工事は、本体工事+解体工事+設備工事+内装工事+諸経費の合計金額になります。
これらの工事費用を合計するとだいだい120万円~230万円程度掛かってきます。

キッチン工事が割高になるのは、1社だけではなく色んな専門企業を取りまとめて工事を行うためです。
DIYでやるには、かなりハードルが高いのでリフォーム会社にお願いしましょう。

これからの生活をイメージしてリフォームする。『リノベは魔法』。

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