令和5年 一級建築士合格分析のリアル

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はじめに

令和5年の一級建築士合格者から学歴や年齢などを分析し、一級建築士を取りたいと思っている『中学生』『高校生』『他業種』の方など、建築関係の学校を卒業していない方が、取得するにはどの道に進めばよいか紹介します。

学校別合格者数と偏差値

2023年度の大学別合格者数と参考偏差値を調べました。
受験者数はわからないので各学校の割合はわかりませんが、一つ言えることは大学の偏差値は関係ないということです。
一級建築士を取るために偏差値の高い大学に行く必要はありません。

学校別合格者数一覧(大学編)

令和5年
順位
令和4年
順位
学校名 合格者数 みんなの大学情報参考偏差値(建築学科)
1 1 日本大学 143 52.5
2 2 東京理科大学 117 62.5
3 3 芝浦工業大学 99 57.5
4 4 早稲田大学 75 65.0
5 5 近畿大学 65 50.0
6 7 明治大学 62 60.0
7 6 工学院大学 61 57.5
8 17 名城大学 56 50.0
9 10 千葉大学 51 55.0
10 9 神戸大学 50 60.0
11 12 京都工芸繊維大学 44 57.5
12 11 九州大学(九州芸術工科大学) 43 57.5
13 18 京都大学 42 65.0
14 8 法政大学 41 55.0
15 20以下 東京電機大学 40 55.0
16 14 関西大学 39 57.5
17 13 大阪工業大学 39 47.5
18 20以下 広島工業大学 38 42.5
19 20以下 広島大学 38 52.5
20 19 金沢工業大学 35 45.0

次に2023年度の高専、専門学校別合格者数と参考偏差値を見てみましょう。
人数は大学ほどではありませんが、合格者が多数でています。

学校別合格者数一覧(高専、専門学校編)

順位 学校名 合格者数 みんなの高校情報参考偏差値(建築学科)
1 京都建築大学校 25
2 大阪工業技術専門学校 18
3 岐阜工業高等専門学校 15 66.0
4 青山製図専門学校 15
5 修成建設専門学校 13

建築系の学校を出ると二級建築士を取らなくても、いきなり一級建築士を受験することができます。
偏差値の高い大学に行くか、高専に行くか、専門学校に行くか、一級建築士を取るうえでは大きな問題ではないので、建築系の学校に進むことをオススメします。

さらに、実務経験無しで受験することができるので、学校を卒業した年にすぐに受験できます。

免許の登録は実務経験が必要で、大学2年、短大4年、高専・専門学校4年、の実務経験を積めば、晴れて一級建築士の登録ができます。
つまり、最年少は24歳になります。

年齢別 合格率

年齢別の合格率を見ていくと20歳代の合格率が高いという結果から、早く始めるほうが有利です。

現在は、実務経験が無くても受験資格があるので若いうちから挑戦することをお勧めします。

まとめ

令和5年の一級建築士合格者から学歴や年齢などを分析し、一級建築士を取りたいと思っている方が、取得するにはどの道に進めばよいか、紹介させていただきました。

大学や専門学校を卒業し、若いうちから挑戦することが、一級建築士合格への近道です。

働きながら通える大学や専門学校もあるので、検討してみましょう。

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