【製図編】一級建築士を目指す人におすすめの本と道具

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はじめに

自分自身が試験対策で効果があった本やこれは良いと思った道具などについて、個人的な意見と評価を紹介します。

評価は5段階

難易度  :初心者向け★1~★5上級者向け
役立ち度 :専門的★1~★5一般的
ボリューム:少ない・多い★1~★5ちょうどいい
全  体 :絶対に購入しない★1~★5絶対に購入したい

おすすめ①:製図試験のウラ指導

平成11年からスタートしたウラ指導。ホンモノのプランニング能力がつく1冊です。

私自身、建築学科を出ていないのでプランニングって何?という状態でした。2級建築士の製図試験なら住宅だし面積も小さいし、プランニングというより間取り作成でしたが、1級はそうはいきません。

この本はそんな初心者でもプランニングができるように、例えを用いてわかりやすく説明しています。

プランニングがうまくできれば、合格できます。資格学校に通われている方もぜひ読んでほしい1冊です。

評価は5段階

難易度  :☆☆
役立ち度 :★★★
ボリューム:★★★☆☆
全  体 :★★★

おすすめ②:エスキースアプローチ

こちらもウラ指導系。エスキースに特化した1冊です。

試験という名のクライアントとして、絶対合格という概念を教えてくれます。
これを意識して製図に取り組めば、必ず合格できます。

試される5つの力ややってはいけない図面、具体的なエスキースの進め方の手順を教えてくれます。

今は販売されていないようですが、中古で探して見てみるのもよいかもしれません。

評価は5段階

難易度  :★★★☆☆
役立ち度 :★★★☆☆
ボリューム:★★★☆☆
全  体 :★★★

おすすめ③:わかるエスキース

こちらもウラ指導系。エスキースアプローチの後発。

基本的な課題をバランスよく確実に解く力を身につけるためのノウハウがわかります。

見れば分かる状況にこだわってまとめあげる『ビジュアルエスキース』。
私はこのエスキース方法を最終型として本試験に挑みました。

こちらも2012年から改定はとまっているようですが、中古で探して見てみるのもよいかもしれません。

評価は5段階

難易度  :★★★☆☆
役立ち度 :★★★★☆
ボリューム:★★★☆☆
全  体 :★★★

おすすめ④:製図板・平行定規

製図試験で必須の平行定規。

マックスかステッドラーかコクヨが有名です。

ちなみに私はマックス製で合格しました。製図板はケチらずにいいものを買うほうが良いでしょう。

おすすめ⑤:製図用ブラシ

製図用ブラシは、鉛筆の粉を払い、図面が黒くなるのを防ぐことができます。

また、ベビーパウダーを図面を書く前に用紙に巻いて、均す時に使用します。

使用する頻度は高いので、こちらも毛が抜けにくいものを購入する方が良いでしょう。

おすすめ⑥:ベビーパウダー

図面が鉛筆のカスで黒くなるのを防ぎます

指なし軍手を使用する人もいますが、私のおすすめはベビーパウダーです。100均で売ってる小瓶に入れ替えれば持ち運びにも便利です。

使い方は、図面用紙に薄っすら振ってから製図用ブラシで均します。私は最初に振って、文字を書く前などに再度振ったりしました。

しかも図面から良い匂いがするので、採点者に良い印象を与えるかもしれません。

さらに、テンプレートや三角定規にも振っておくと図面が汚れにくいです。

おすすめ⑦:テンプレートスタンド

テンプレートや三角定規を立てておくのに使用します。

テンプレートや三角定規は机にひっついたりして置き場に困りますよね。スタンドに立てておくことですぐに取り替えが可能です。

おすすめ⑧:持ち手付き三角定規(テンプレート付き)

ツマミがついている三角定規になります。

定規が図面にひっついて動かないなどの心配が減ります。ちょっとした書き忘れもテンプレートが付いているため持ち替える回数が減ります。

おすすめ⑨:製図試験用テンプレート

製図試験用のテンプレートです。

四角と丸と三角が使いやすく配列されています。柱を四角で、出入り口を三角で、樹木を丸で書くので便利です。その他はフリーハンドで書けばよいでしょう。

おすすめ⑩:シャーペン

シャーペンは芯の濃さや太さごとに最低3種類はあると便利でしょう。

私は筆圧が弱かったので濃淡が付きやすいように、①0.7mmのBで柱、②0.5mmのBで壁、③0.5mmのHBで全体、④クルトガで文字を仕上げていました。

芯が濃いと粉が出やすいので、ブラシでコマメに掃きましょう。

調整が可能なシャーペン

先端芯パイプの長さ調整と芯クッションのON・OFFが可能なシャーペンです。

芯の太さと濃さに合わせて何種類かあると良いでしょう。

トガリ続けるシャーペン

こちらは、文字専用です。1画書くたびに芯が9度回転。芯が均一に摩擦してトガり続けます。

ずっと細い文字が続くから、図面の文字がキレイに見えます。

私は文字が下手なので、四角い文字を書き、大きさを統一し、端部を止めることで下手なりに見やすい文字を研究しました。⇓下手ですが、こんな感じ。

一般的な製図シャーペン

製図するのに有名なシャーペンです。芯の太さと濃さに合わせて何種類かあると良いでしょう。

おすすめ⑪:作業服

仕事柄、作業着のおすすめです。

シャーペンに蛍光ペンに三角スケールと置き場に困りませんか?作業着だと胸ポケットや袖ポケットに挿しておくことで、置き場に困りません。

例えば、右胸ポケットは蛍光ペン左胸ポケットはシャーペン袖ポケットは三角スケールと分別しておけば試験中も迷いません。普段から練習しておけば、慣れて使用できると思います。

今はオシャレな色の作業着もあるので、女性でも抵抗なく着用できるのではないでしょうか。

おすすめ⑫:電卓

面積計算をするのに電卓は必須です。

小さい電卓だと使いにくいし、数字もみにくいので少し大きめの電卓がオススメです。

また、面積計算は何度も行うので、高速早打ちが可能で1秒間に20回入力できるシャープの電卓がオススメです。

私は、簿記やFPの試験でもこの電卓を利用し、本当に扱いやすいです。

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