構造

スポンサーリンク
建築

木造 三面耐力壁の建物は造れるの?

はじめに 今回は、木造で三面耐力壁、一面はシャッターという建物が構造上安全に作れるかを検討します。 建築基準法施行令 第46条の壁量計算、四分割法・偏心率、N値計算を行います。 それでは計算していきましょう。 ↓こ...
建築

建築知識!!4号特例縮小!?小規模木構造なら仕様規定(壁量計算)でいける!?

はじめに 2025年、建築基準法第6条・第20条が大きく変わります。 建築確認・検査において構造規定などの一部の審査が省略される特例制度(「審査省略制度」)いわゆる『4号特例』が設けられていましたが、今回の法改正で階数2以下で...
建築

建築知識!!木造 『四号建築物』と『四号特例』の違い

はじめに 『四号特例』という言葉をよく耳にするので、建築確認の審査対象外となる項目は、四号建築物全てに共通すると思っている人がいるかもしれないので、内容を確認していきましょう。 ↓この本も参考にしています。 (funct...
建築

木造 N値計算の色々なパターン

はじめに 地震や風などの水平力が作用するとき、筋かい端部や、耐力壁の両端の柱の柱頭・柱脚に大きな引き抜き力が発生します。 そのため、この部分の接合方法は、『計算を用いない方法』と『N値計算』で検討する必要があります。 今...
建築

木造 斜め壁の耐力壁

はじめに 斜め壁の取り扱いについては、特に決められた規定はありませんが『木造軸組み工法住宅の許容応力度設計』((公財)日本住宅・木材技術センター刊)に許容応力度計算を行う上での取り扱いが記載されているので、ここでは準用して取り扱うも...
建築

木造 耐力壁の壁倍率はMAX5倍

耐力壁の倍率は? 耐力壁の種類と壁倍率は、施行令第46条第4項ならびに昭56建告第1100号に示されています。 このほかに、大臣認定を取得した耐力壁もあり、その場合の仕様・壁倍率は認定内容によります。 引張力を負担する筋...
建築

木造 2025年に向けて構造計算

はじめに 3階建てや500㎡を超える木造建築は、構造計算を行う必要がありましたが2025年に行われる法改正で、2階建て・300㎡を超える木造建築まで必要であることがわかってきました。 構造計算とは 許容応力度計算などの構...
建築

木造 初めての住宅性能表示⑥(存在床倍率編)

はじめに 住宅性能表示の耐震・耐風等級を2以上とする場合、床倍率のチェックを行う必要があります。 壁線に囲まれた区画の平均存在床倍率を求め、必要床倍率を上回っていることを確認します。 それでは、計算していきましょう。 ...
建築

建築基準法はどう変わる?木造の構造計算は2階建て以上なら必要!?

はじめに 都市計画区域等の区域内においては、一定規模以下の建築物は、建築士が設計・工事監理を行った場合には建築確認・検査において構造規定などの一部の審査が省略される特例制度(「審査省略制度」)が設けられいました。(第6条の4) ...
建築

木造 初めての住宅性能表示⑤(必要床倍率編)

はじめに 住宅性能表示の耐震・耐風等級を2以上とする場合、床倍率のチェックを行う必要があります。 床倍率とは、床の強さを表す指標です。 耐力壁が垂直方向の変形を抑制するのに対し、床倍率は水平方向の変形を抑制するのに抵抗し...
建築

木造 初めての住宅性能表示④(準耐力壁編)

はじめに 住宅性能表示の存在壁量は、準耐力壁を計上することができます。準耐力壁とは、上下が横架材に止付けられていない面材によるもので垂れ壁や腰壁も存在壁量として計算に含めることができます。 準耐力壁の計算は、面材と木ずりの種類...
建築

木造 初めての住宅性能表示③(バランスよい壁配置のチェック編)

はじめに 壁量計算にて存在壁量が必要壁量より多いことが確認できれば、次は壁配置バランスをチェックします。 壁配置バランスのチェックには、建築基準法の四分割法と同じ計算方法ですが床面積の考え方がことなります。 建築基準...
建築

木造 初めての住宅性能表示②(存在壁量編)

はじめに 地震力や風圧力に耐えるために配置した耐力壁の量を存在壁量と言います。 存在壁量は各階のX方向とY方向ごとに求めます。 計算式は『長さ×壁倍率』の合計を算出します。 壁倍率とは、耐力壁の強さを分かりやすく表...
建築

木造 初めての住宅性能表示①(必要壁量編)

はじめに 住宅性能表示制度とは平成12年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下「品確法」という。)」に基づく制度で、その制度のひとつである『構造の安定に関すること』の評価基準には、6つのチェックポイントがあり...
建築

木造 初めての壁量計算⑤(柱頭・柱脚接合部のN値計算)

はじめに 壁量計算①②、③or④により、耐力壁に問題がないことがわかれば、次は柱頭・柱脚の引き抜き力について検討します。 なぜ、引き抜き力の検討が必要かというと阪神・淡路大震災の地震被害調査や振動実験により、柱頭・柱脚の接合部...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました