業務効率化!教えたくない建築の仕事を受注するためのツール

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はじめに

建設業界はIT化が遅れていると私は思っています。

特に、中小企業において『新しいシステム導入を行う費用』や『導入検討に費やす時間』がないため、今までのやり方を変革することができないのが実態だと思います。

私が知っている限りでは、仕事で使っているツールとして『エクセル』『ワード』『JWWCAD』で頑張っていることころが多数を占めていると思っています。

そこで、少しでも仕事が楽になるツールを紹介します。

仕事のフロー

建築の仕事は、製造業と異なり商品を作って販売するのではなく、現状に合った建物などを計画・設計してから金額を算出する必要があります。
つまり、毎回特注で対応していることになります。

そのため、完成イメージと概算見積で発注するかを決めていただくことになります。

仕事のフローは新築や増改築で異なりますが、ざっくり下記のようになります。

仕事のフロー①
仕事のフロー②

実務の実態

実務の実態として、業務効率化が図れない問題の1つとして、仕事のフローはつながっているのに、実務はつながっていないということです。

その代表例として

  • プレゼンでパースなどが書けない(外注化)
  • 見積、積算はエクセル
  • 設計はJWWCAD
  • 構造は構造計算ができない(外注化)

などが考えられます。

実務の実態

この業務が1つのツールで出来たら、業務効率化が図れると思いませんか?

図面にこだわることも必要ですが、つながった業務を一気通貫でこなすことを考えませんか?

おススメツール

住宅・リフォームなど建築物の設計に特化したツールで、間取りを書けば半自動で3Dやパースの作成が可能です。
作成した3Dから面積や長さなどの数量を自動で積算し、金額を掛けることで見積書が作成されます。
また、木造の壁量計算程度であれば、構造検討も可能です。

3製品ありますが、教えたくないのはNo3です。


①有名所では『ARCHITREND』ですが、操作が設計者向けで少し操作が難しいです。

ARCHITREND ZERO(アーキトレンド ゼロ) 概要|建築CAD – 福井コンピュータアーキテクト (fukuicompu.co.jp)

②『ウォークインホーム』は初心者でも操作しやすいですが、代理店販売になります。

建築専用3次元CAD「Walk in home」 | 株式会社イオグランツ (eog.co.jp)

本当は教えたくないツールです。
最近、設計にも力を入れている『ALTA Revolution』です。営業のプレゼンでは評価が高く、操作が簡単です。専用の用紙に間取を書くとAIが読み取って図面化してくれます。

【住宅プレゼンシステム】 ALTA – アルタ | コンピュータシステム研究所 (cstnet.co.jp)

「ALTA Revolution(アルタ レボリューション)」をリリース
株式会社コンピュータシステム研究所(CST)は、住宅プレゼンシステム「ALTA」シリーズの最新版「ALTA Revolution」を開発し2020年7月29日(水)より販売を開始します。ALTA Revolutionは、プラン作成から3D・VRによるプレゼン、積算・見積、設計、伏図、構造計算まで行える住宅営業支援システ...

最後に

新しいツールを導入するには『費用』や『時間』がかかるので、既存のソフトで対応されていると思います。

金額も決して安くありませんが、業務効率化や受注率アップできるなら、決して高い買い物ではないと思います。リースや補助金も利用して検討してみてはいかがでしょうか。

BIMも注目されていますが、設計者向けに作られていますので使いこなすにも知識と経験が必要になります。

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