はじめに
FPとはファイナンシャル・プランナーという”お金の専門家”です。
年金、保険、株式、預貯金、税金、不動産、相続などこれらに共通するものは”お金”です。
このお金の悩みに答えるのがFPです。人生における”お金”に関する知識が学べます。
家計の見直しから始めて、手っ取り早く無駄な支出がないか見直ししましょう。
お金の基礎知識を学ぶために、FP3級をとろう
勉強をはじめる前に知っておくこと
FPの試験実施期間は2つあります。
”一般社団法人 金融財政事情研究会(金財)”と”NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)”です。
試験は”学科試験”と”実技試験”があります。
・学科試験の問題は金財・日本FP協会共に同一です。
・実技試験の問題は金財と日本FP協会で内容が異なります。
保険関係の仕事をされている人以外は、”金財の個人資産相談業務”か”日本FP協会の資産設計提案業務”を受験する方が多いと思います。
実技試験問題数(保険顧客資産相談業務除く)は、金財は5題x3問=15問、日本FP協会は3択20問でどちらも6割以上の正答が合格基準です。
実技試験をどちらで受験するかは過去問を見て判断してはどうでしょうか。
試験会場も違うので過去の試験会場を見て判断してみるのも良いかもしれません。
私は過去の試験会場を見て、家から近い会場が多い”金財”で受験しました。
しかし、ナント一番遠い大阪南港の大阪アカデミア試験会場で気持ちはブルー。
どうなってるんだ。一番遠いし不便なところだ。
試験では電卓が必要です。無くても頑張れば解けますが時間ロスになります。
受験について
FP3級の受験資格は特になく、だれでも受験可能です。
学科試験と実技試験の両方に合格して3級FP技能士を取得できます。
申し込みできたら、勉強を開始しましょう。
受験勉強方法
基本的に覚えたら得点出来るので本屋で売っている教科書と問題集で十分です。
オススメは、TAC出版から発売されている”みんなが欲しかった!FPの教科書”と”みんなが欲しかった!FPの問題集”です。
まずは教科書をさらっと読むのが良いでしょう。最初、数値は覚えなくて良いでしょう。
問題集は学科試験問題と実技試験(受ける業務)のみを解きましょう。
過去問は直近3回分を金財か日本FP協会のホームページからダウンロードして解いてみましょう。
6割以上が合格基準なので6割取れていたら試験対策完了としても良いでしょう。
特に実技試験を金財で受ける人は、6問以上間違えると不合格となりえるので、実技試験の問題集と過去問は完璧に出来るようにしておく方が安心ですし、今後に役立ちます。
勉強時間の目安(サラリーマン働きながら):1日2時間、1ヶ月
試験(金財)
試験当日、雨で眠い。
7時 起床
9時 試験会場到着。
9時5分 教室到着。構内は狭かったので早く着いた。まだ教室の準備出来てなかったので外で待機。
9時35分 教室に入る。女性7割男性3割くらいの人数かな。
9時45分 学科試験の回答用紙配布始まる。
11時 見直しも終わり退室
午前中の試験は途中退出できます。
13時30分 実技試験開始
14時30分 実技試験終了
実技試験は途中退出できないので何回も見直しして時間つぶし。
試験終了
問題は持ち帰れるので、夕方にでる解答速報で答え合わせをする。
私は学科試験54点/60点、実技試験41点/50点で合格でした
まとめ
お金の基礎知識を学ぶためにFP3級を紹介しました。
お金のことを知るために何から学んだら良いのかわからない方も多いと思います。私もその一人です。
FPはお金の専門家なので基本的にどんな人生設計でも役立てられる資格です。
人生における価値観や生きがいに応じて生涯の生活設計を立てやすくなります。
”保険の見直し””住宅の購入””子供の教育費””老後の生活資金””余裕資金の投資先””相続対策”など気になる項目があると思います。
生涯の生活設計をたて、自己投資(学ぶこと)して経済的自由を目指しましょう!